本記事は下記のソースを元に解説しました。
「デモ口座で動かしているEA(自動売買)の成績が良いから、そのままリアル口座にも反映させたい」「複数のFX業者で同じトレードを再現したい」と考えたことはありませんか?
FXには、特定の口座で行った取引を別の口座へ一瞬で転送する**「コピートレード(コピペ)」**という技術があります。今回は、MT5(メタトレーダー5)で動作する「Local Trade Copier EA」を使い、自分自身の口座間でトレードを同期させる具体的な手順を、EAデザイナーの視点から優しく解説します。
1. 初心者向け:FXコピートレードの基本用語解説
まずは、設定画面に出てくる専門用語を整理しましょう。ここを理解すると、設定ミスが激減します。
スキャルピング: 数秒〜数分で売買を完結させる手法。コピー速度が命になります。
EA(Expert Advisor): MT5で動作する自動売買プログラムのことです。今回のコピーツール自体も一つのEAです。
トランスミッター(Transmitter): 「送信側」の口座。トレードの元となる口座です。
レシーバー(Receiver): 「受信側」の口座。トランスミッターの動きを真似して注文を出す口座です。
サフィックス(Suffix): 通貨ペアの末尾に付く文字(例:USDJPYmの「m」)。業者によって異なるため、これを合わせないと注文が通りません。
マジックナンバー: EAが自分の注文を識別するための番号。コピー時は「0」にすることで、手動トレード(裁量)もコピー可能になります。

2. 送信側(Transmitter)の極意:マジックナンバーは「0」にする
コピートレードの第一歩は、トレードを発信する側の設定です。ここで最も重要なのは、「どのトレードをコピー対象にするか」の選別です。
- マジックナンバー: 通常、EAごとに割り振られる識別番号です。動画内でも解説した通り、ここを**「0(または空欄)」に設定することで、特定のEAだけでなく、あなたの裁量トレード(手動売買)**もすべてコピー対象にすることができます。
- トランスミッター設定: 役割を「Transmitter」に指定し、送信側の口座番号が正しく表示されているか確認しましょう。
3. 受信側(Receiver)の壁:サフィックスとロット設定
トランスミッター(送信側)の設定ができたら、次は利益を受け取る「レシーバー(受信側)」の設定です。ここで1文字でも設定を間違えると、注文が一切反映されないため、慎重に行いましょう。

サフィックス(Suffix)の完全同期
動画内でも強調されていたのが、サフィックス(Suffix)の設定です。 これは業者や口座タイプによって、通貨ペアの末尾に付く記号(例:USDJPYm、XAUUSDrなど)のことです。
- 設定のコツ: 受信側のパラメーター設定画面にある「Suffix」の欄に、お使いの業者が指定する記号をダブルクリックして手入力します。
- 注意点: 送信側と受信側の両方に記号がある場合は、それぞれ正しく入力する必要があります。ここが空欄のままだと、システムが「対象の通貨ペアが見つからない」と判断し、コピーが失敗してしまいます。
ロットサイズ(Lot Size)の統一
「送信側が0.01ロットなら、受信側も0.01ロットで取引したい」という場合は、**「Same Lot Size(セーム・ロットサイズ)」**を選択します。
- デフォルト設定では別の項目が選ばれていることが多いため、必ずプルダウンメニューから「Same Lot Size」に修正してください。これにより、口座残高に合わせた正確なコピーが可能になります。
VPS(仮想サーバー)での運用と注意点
動画では、デザイナー空自身の運用環境としてVPSが紹介されていました。
- ロボットの消失に注意: VPS上でMT5を動かしていると、稀にEA(ロボット)が画面から消えてしまうトラブルが発生します。
- 対策: 定期的に画面を確認し、もし消えていた場合は「テンプレート」から保存しておいた設定を呼び出すか、再度EAをチャートにドラッグ&ドロップして、右上の大学帽子マークが青くなっていることを確認してください。
コピーロボットを購入する方はこちら。 https://www.mql5.com/ja/market/product/68951#!tab=overview
EAデザイナー空(くう)へのお問い合わせはこちら。

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