2025年7月末にリリースされたMT5をプラットフォームとしてFX自動売買するHyperGain EURUSD(以下:HGF_EURUSDに省略)は期間指定:約2年半で日本国内の金融庁で許可された国内証券会社の一つである外為ファイネストにて最適化されました。
単ポジで2年半で資産が6倍を超えたので販売を開始することにしました。
以下のYouTube動画には前半はHGF_EURUSD_Ver1.0(現在はVer1.1)のTDSデーターを使用したバックテストビジュアルモードと外為ファイネストのMT5にデフォルトでダウンロードできるヒストリーデーターを使用したバックテストビジュアルモードをお2通り見せしています。
HGF_EURUSDと言うFX自動売買は単ポジション・単利運用・ユーロドル専用と言う3つの柱が主な特徴です。
エントリーと同時に損切りと利確の場所をATRによって自動計算されて同時配置されますので、多少のスリップページはあるにしても、EAが何らかの不具合で止まっていてもサーバーにエントリー・SL/TPが残っていますので安心です。
初期に自動配置されたSLは真のレンジ幅と言う計算式でATRによってTPまでのリスクリワード1:1になります。
エントリーごとにレンジ幅の認識がATRによって自動計算されるため、本来ならオートロットでロット数を調整するところですが、今回リリースした単利運用という縛りによってロット調整が行われない為、小さな損切りや大きな損切と損切までの幅がATRによって自動的に変化します。
動的なSLTPの自動配置となります。
ナンピンやマーチンゲールと言う手法ではない為、一つのエントリーしたポジションが決済されるまで次のエントリーを行いませんので単ポジション型となります。
HGF_EURUSDを本日Gogojungleで商品登録を申請しました。
Gogojungleではフォワードテスト期間が設けられておりますので、申請後に直ぐに一般の方が購入できるわけではありません。
使用期間を1週間~1カ月程度経てから市場に出てくるシステムになっております。
使用してみたい方はまずは外為ファイネストで口座を開設してEAをご購入頂ければ運用開始できます。

Gogojungleで販売開始後の販売価格は59,800円税込の予定となっております。(販売開始日は未定)
販売開始までのプレリース期間に私が個人的に先行販売しますので、興味ある方は本ページのバックテスト情報を良く理解してからご検討ください。
ご購入希望の方は下記の公式LINEからHGF_EURUSD希望と書いてご連絡ください。

ゴゴジャンでの販売開始までの私の個人的な販売価格は29,800円です。(ゴゴジャンで販売が開始されたと同時に私の個人的な販売価格も59,800円になります)
今回のHGF_EURUSD Ver1.0は国内の外為ファイネスト専用の最適化となっておりますので他のブローカーでご利用になる場合は必ず最適化してからパラメーターを変更してご利用下さるようお願いします。
HGF_EURUSD Ver1.0の口座認証は2つまでOK(例えばデモ口座1つとリアル口座1つなど)
口座認証変更は1回までOK
無制限に口座認証を変更したい場合はゴゴジャンでの販売開始をお待ちください。
売り切りですのでアップデートや投資に関する助言などは出来かねます。
但しバグの修正などは行いますので公式LINE登録時に案内される4つのLINEオープンチャットのどれかに参加していればバグの修正などのアップデートは告知されますのでお見逃しなきようにお願いします。
また商品の性質上一度MT5へインストールした後に返金対応は出来ませんので予めご理解下さい。
それではHGF_EURUSDについての概要をご説明します。


2023年1月1日~2025年7月14日までの約2年半で原資100万円が600万円に増えたというバックテスト結果になりました。
上記のバックテスト結果は外為ファイネストのMT5を使用しております。
ヒストリー品質は99%と高品質なリアルティックに基づいた全てのティックを使用した厳格なテスト基準で行っており信頼性の高いバックテストデーターとなっております。
バックテストの全取引履歴は下記のリンクからZipファイルをダウンロードして閲覧することが出来ます。
画像が読み込めないエラーが出ますが、グラフ以外は全取引履歴が閲覧可能となっておりますのでダウンロードしてじっくり取引頻度や損切りの大きな勝率の高さなどご自身の目で見てみてください。

ペア通貨はユーロドル専用となっております。
まず初めにMT5に拘る理由についてMT4との違いを含めてご説明します。
私が10年ほど前からMT4でのFX自動売買やEA開発を止めて、MT5だけでFX自動売買の研究開発に拘っている理由をいくつか述べておきます。
日本国内市場では未だにMT4へこだわっている方が多く、GogojungleでもEAやインジケーターの多くはMT4市場であるわけですが、馴染みのないMT5は実は結構前にバージョンアップされており、しかもMT4は後に出てくる様々な環境の変化についていけなくなりアップデートが打ち切られています。
MT4(MetaTrader 4)は、MetaQuotes Software社によって開発された非常に有名なFX・CFD取引プラットフォームです。以下にMT4の歴史と、アップデート打ち切りの背景について詳しく解説します。
🔷 MT4の歴史
年 | 出来事 |
2005年 | MetaQuotes社がMetaTrader 4(MT4)を正式リリース。前バージョン(MT3)からの大幅進化で、チャート機能、テクニカル指標、EA(Expert Advisor:自動売買)の実装が飛躍的に向上。 |
2006年以降 | 世界中のFXブローカーが採用し、個人トレーダー向けプラットフォームとして世界標準に。 |
2010年頃 | 自動売買EAやMQL4(専用言語)による開発が急拡大。サードパーティ市場も成長。 |
2013年 | 後継バージョンである**MetaTrader 5(MT5)**がリリースされるが、当初はMT4との互換性が乏しく、MT4が引き続き主流に。 |
2016年 | MetaQuotes社がMT4の新規ライセンス販売を停止(ブローカー向け)。新規のFX業者はMT5を選ばざるを得ない状況に。 |
2018年以降 | MT4は実質的なアップデート停止状態に移行。MT5の普及促進が本格化。 |
2021年〜 | AppleのmacOS対応やモバイルアプリの不具合に対応できず、App StoreからMT4/MT5が一時削除(2022年に復帰)。MT4はセキュリティ・技術面で旧式化が顕著に。 |
🔷 アップデート打ち切りの背景
✅ 技術的な制限
- 32ビットアーキテクチャ:MT4は32bit設計で、最新の64bit OSとの親和性が悪く、パフォーマンスが限定的。
- マルチスレッド非対応:バックテストや最適化はシングルスレッド処理で非常に遅い。MT5は完全にマルチスレッド対応。
- データ構造が古い:深い板情報(Level2)や、複雑なオーダー処理に非対応。
✅ ビジネス的な理由
- MetaQuotes社は、MT5を今後の標準プラットフォームと位置付けており、企業リソースを集中。
- MT4が普及しすぎたため、パッチ当て対応が難しくなった(古いコードベースのためバグ修正がコスト高)。
- セキュリティ面での懸念も大きく、アップデート継続はリスク。
✅ MT5への移行促進策
- MT5では:
- 経済指標カレンダーの内蔵(これにより重要指標発表だけを避けて運用したりすることが可能となった)
- DOM(Depth of Market)
- 多通貨バックテスト
- ヘッジ/ネッティング両対応
- これらの強化により、MetaQuotes社は新機能をMT5限定で展開し、MT4を「Legacy(旧世代)」扱いにしている。
🔷 現在の状況(2025年時点)
- MT4は利用可能ですが、MetaQuotes社は完全に開発を終了しています。
- 今後OSの更新(WindowsやmacOS)、スマホ環境の変化により動作不安定になる可能性は高い。
- 多くのブローカーもMT5へのシフトを進行中です。
🔶 まとめ
項目 | 内容 |
初出 | 2005年 |
全盛期 | 2010年〜2016年 |
ライセンス販売停止 | 2016年(新規ブローカー向け) |
アップデート停止 | 2018年以降(セキュリティパッチ除く) |
現在の立ち位置 | Legacy(旧世代)プラットフォーム |
推奨 | 今後はMT5への移行が推奨されている |
✅ MT4 vs MT5 比較表(2025年最新版)
項目 | MT4(MetaTrader 4) | MT5(MetaTrader 5) |
リリース年 | 2005年 | 2010年 |
開発言語 | MQL4(C言語に近い) | MQL5(C++に近い、より構造化) |
対象市場 | 主にFX(為替) | FX、株式、先物、仮想通貨などマルチ市場対応 |
注文方式 | 成行・指値・逆指値 | 成行・指値・逆指値+ストップリミット注文対応 |
注文システム | ヘッジ方式のみ(ポジション単位) | ヘッジ・ネッティング両対応 |
時間足の数 | 9種類のみ | 21種類の時間足 |
カレンダー機能 | なし | 経済指標カレンダーを内蔵 |
板情報(DOM) | 非対応 | 対応(Depth of Market) |
バックテスト方式 | 単一通貨・単スレッド | マルチ通貨・マルチスレッド対応 |
最適化 | 遅い(シングルスレッド) | 高速(マルチスレッド、分散処理可能) |
EAの開発自由度 | 限定的(インジケーター呼び出しや管理がやや難) | 構造化・OOP対応で柔軟 |
カスタム指標の描画 | チャート表示機能に制限あり | 描画機能が強化され自由度が高い |
ファイル構造 | 単純(MQL4フォルダ以下に配置) | 複雑(プロジェクト管理型) |
取引シンボル管理 | 単純(基本は1つのシンボルで完結) | サブシンボルや多通貨同時操作も柔軟 |
対応ブローカー数 | 多い(特に旧来のFX業者) | 増加中(特に新規・ライセンス制限後) |
サポート状況 | 2023年以降開発終了・セキュリティパッチのみ | 現在も新機能が追加されている |
🔶 開発者目線での補足(EA/インジケーター制作者向け)
項目 | MT4 | MT5 |
標準ライブラリ | 少ない | 豊富なクラス・OOP構成 |
イベントハンドラ関数 | OnTick, OnInit, OnDeinitのみ | OnTrade, OnChartEventなど多数 |
バックテストの柔軟性 | 制限あり(履歴書き換え多い) | 精密な履歴データで高信頼性 |
ファイルI/O・DLL連携 | 一部制限あり | 拡張可能だがセキュリティ制限も強い |
コンパイラ | MetaEditor 4(旧式) | MetaEditor 5(更新継続中) |
🔷 結論:どちらを選ぶべきか?
利用者タイプ | 推奨プラットフォーム | 理由 |
初心者・MT4 EA利用者 | MT4(慣れやすさ) | 既存EAが豊富でシンプルな環境 |
EA開発者・最適化重視 | MT5(将来性・高速性) | 高度な最適化・開発環境が整備されている |
株式・先物トレーダー | MT5 | 多市場に対応、DOM、カレンダーなどが標準搭載 |
長期運用トレーダー | MT5 | 将来的なサポート体制・技術的進化を考慮 |
では最後にMT4でEAを開発するよりもMT5でEAを開発することの優位性について説明します。特にEA開発後に最終的に行う最適化テスト及びバックテストについて両者には決定的で致命的な違いが歴然として存在します。
MT5で無ければ正確で厳密な過去検証は不可能であることを説明いたします。
1. はじめに
MetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5(MT5)は世界的に広く使われている取引プラットフォームです。特にEA(自動売買ロジック)開発や運用において、バックテストは戦略の妥当性を検証するために不可欠な工程です。
本書では、MT4とMT5のバックテスト方法の違い、MT5における「リアルティックに基づいたすべてのティック」モードの優位性について詳細に比較・解説します。
2. MT4とMT5のバックテスト方式の比較
項目 | MT4(MetaTrader4) | MT5(MetaTrader5) |
ティック生成方式 | 疑似ティック(OHLC+ランダム) | 実ティック(ブローカーの履歴に基づく) |
スプレッド | 固定スプレッドのみ | 変動スプレッド対応(リアル反映) |
ティック時間精度 | 分単位レベル(曖昧な時間順) | ミリ秒単位で順序・時間を正確に再現 |
バックテストモード | コントロールポイント、全ティック(疑似) | 1分足OHLC、すべてのティック、リアルティックの基づいた全てのティック |
複数通貨対応 | 非対応 | 対応(マルチ通貨EAテスト可能) |
板情報(DOM)再現 | 非対応 | 一部対応(株式市場など) |
最適化エンジン | シングルスレッド | マルチスレッド・クラウド分散対応 |
3. MT4バックテストの制約
MT4では、1分足のOHLC(始値・高値・安値・終値)をもとに擬似的なティックデータを生成しており、以下のような問題点があります。
- 実際の価格変動を忠実に反映していない
- スリッページや高速約定などの再現が不可能
- スプレッドが固定であるため、実際の市場の流動性が考慮されない
- ティック間の時間差が不明確で、成行注文の滑りなどが再現できない
これらの制約により、EAのリアル運用成績とバックテスト結果に大きな乖離が生じるケースがあります。
4. MT5の「リアルティックに基づいたすべてのティック」の優位性
MT5では、MetaQuotes社が提供するブローカーの履歴ティックデータをもとに、すべてのティックをリアルに再現することが可能です。
【特徴とメリット】
- 実際に記録されたミリ秒単位の価格変動を再現
- 成行注文の約定遅延やスリッページも正確に反映
- ブローカー提供のスプレッド履歴を用いて変動スプレッドを自動適用
- ティックの粒度が高く、EAの応答精度を検証可能
5. 「最後のPing」オプションの効果
MT5のバックテストには「最後のPing」という項目があり、実際の通信遅延(Ping値)をシミュレートすることが可能です。
- 実際のトレードと同様に、注文送信の遅延や約定のタイムラグを再現
- 約定のズレや滑りを反映するため、リアルな約定結果を得やすい
- 高頻度スキャルピングやミリ秒単位で利益を狙う戦略において、実運用との乖離を最小限に抑えられる
6. スプレッドの再現性と最適化精度の違い
項目 | MT4 | MT5 |
スプレッドの挙動 | 固定のみ | 変動スプレッドの再現が可能 |
ティック時間 | 擬似的 | 正確な履歴データ |
約定遅延 | 非対応 | 「最後のPing」により再現可能 |
成行注文の滑り | 不明確 | 再現可能 |
EAロジック再現性 | 低い | 非常に高い |

MT5は、リアル市場の環境を極めて高い精度で再現できるため、最適化で得られた結果の信頼性と実用性が格段に高いと言えます。
7. 結論:MT5を選ぶべき理由
- 実際の取引に限りなく近い精度で検証可能
- ティック単位での戦略に最適
- スプレッド変動やPing遅延まで再現可能
- EAの最適化結果の実運用適応性が高く、信頼性が高い
特にスキャルピングEA、高頻度取引EA、ナンピンロジックなどを構築・検証する開発者にとって、MT5での最適化・テスト環境は必須レベルの優位性を持っています。
8. 補足:おすすめのMT5バックテスト設定
- モード:リアルティックに基づいたすべてのティック
- スプレッド:実スプレッド(ブローカー指定なし推奨)
- 遅延:「最後のPing」チェックあり
- モデリング品質:99%以上
- 最適化エンジン:マルチスレッド or MQL5 Cloud Network
如何でしたか?
私がMT5に拘りインジケーターやEAの研究開発に絞り込んだ理由をご理解いただけたでしょうか?
EAについての質問などは下記の公式LINEからどうぞ。

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