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「週足の半値」は、チャート上で最も客観的に出せる節目のひとつです。この記事では、実際に半値へのタッチを根拠としてショートに偏った1日の記録をもとに、半値の計算方法・売り場として理想的な形・そこに潜むバイアス・資金管理の下限までを手順として整理します。
週足の半値(ミドルライン)の出し方

半値は「最高値と直近安値の中間」です。実例(ゴールド)で計算すると次のようになります。
- 最高値:5,595ドル
- 直近安値:3,247ドル
- 半値:(5,595 + 3,247)÷ 2 = 4,421ドル
実演した日の高値は4,435ドル。ほぼぴったり半値にタッチしました。「意識される水準に到達した」という事実は、誰が見ても同じ数字で確認できます。これが半値を根拠として使う理由です。
なお、どの高値・安値を取るかで半値は変わります。同じチャートでも、最高値をつけた時点の半値は4,089ドル付近にあり、4,000ドル前後で長く攻防が続いていました。「どの範囲の半値なのか」を自分の中で固定しておくことが、根拠をぶらさないコツです。
上位足の補強材料:酒田五法とアリゲーター
半値タッチだけで売るのではなく、他の時間軸の形も確認します。実演日の状況は次の通りでした。
- 日足:大陽線3本の後の陰線。酒田五法の「三大陽線利食い線」にあたる形(ただし差し込み線で、まだ押し目の範囲)
- 4時間:アリゲーターのリップ(唇=短期ライン)にタッチ。反発しやすい位置
- 1時間・15分・5分:どちらかといえば弱い形
上位足の節目(半値)と、下位足の形。この2つが同じ方向を示したときが、根拠の重なった売り場になります。
売り場として理想的な形/避けたい形
同じ半値がらみでも、価格と指標の位置関係で難易度が大きく変わります。
- 理想的な形:半値の下にアリゲーターがあり、価格がその下で綺麗に推移している。上値が抑えられた状態が続くので、戻りを売りやすい
- 避けたい形:価格が半値を跨いで動いている。高値と安値が半値の両側にあり、どちらに振られてもおかしくない。根拠が弱くなるため見送る
実演日の朝は後者でした。頭は切り下がっているものの、安値は5回目の切り上がり。この状態では「やりにくい」と判断して早めに手仕舞う、という選択も戦略のうちです。
ポジションの積み増しと、バイアスの自覚
「下だ」と判断している時に高値を更新したら、そこで売りを積み増す──これは理屈の通ったやり方です。上値の壁に近づくほど、売りの優位性は上がるからです。
ただし同時に、これはバイアス(偏見)でもあります。ひとつの週足のテクニカルを見て、売り方向に偏っている状態です。ここで重要なのは善悪ではなく自覚があるかどうかです。
- 根拠のある偏り=戦略。根拠が崩れたら手仕舞える
- 根拠を忘れた偏り=思い込み。逆行しても「まだ下がるはず」で持ち続けてしまう
実演日も、2番天井を想定して売った場面で踏まれています。積み増したポジションが逆行したとき、どこまで許容するのか。それを決めるのが次の資金管理です。
このEAも記事も、AIと一緒に作っています。私はプログラマーではありません。MT5のEAもインジケーターも、Claude(AI)と対話しながら作っています。コードが書けなくても、作りたいものを言葉にできれば形になります。同じように「作る側」に回ってみたい方は、こちらから試せます。
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残高比10%ロスカットと、最低ロット0.01の関係

私が使っているパネルには残高比10%の強制ロスカットが入っています。残高400万円なら、損切りの上限は40万円。ポジションを積むときは、この金額を覚悟したうえで積みます。
ここで見落とされがちなのが最低ロット0.01の制約です。ロットには下限があるため、残高が小さいと10%の枠に収まらなくなります。
- 残高400万円 → 損切り40万円。0.01ロットでも枠を使い切れる(ルール通り機能)
- 残高40〜50万円 → 損切り4〜5万円。0.01ロットがちょうど収まる下限あたり(実用の目安)
- 残高10万円 → 損切り1万円。0.01ロット未満は発注できず、1万円で収まらない(ルールが機能しない)
つまりロットの下限が、資金管理の下限を決めています。少額から練習する場合は、金額の桁が小さいセント口座を使うと、同じルールのまま練習できます(MT5でセント口座を提供しているブローカーもあります)。
補足:ブレイクイーブンの落とし穴
含み益が出たらSLを建値へ動かすブレイクイーブンは、損失を消す有効な手法です。ただし動かすのが早すぎると、建値のSLに何度も触れて機会損失が積み上がります。実演日も、細かく切られ続けて数万円分の取り逃しが発生しました。安心と引き換えに伸びる玉を失っていないか、定期的に見直す価値があります。
まとめ
- 半値=(最高値+直近安値)÷2。誰が見ても同じ数字で確認できる客観的な節目
- 上位足の節目と下位足の形が同じ方向を示したときが根拠の重なった売り場
- 半値の下にアリゲーターが理想。半値を跨ぐ動きは見送る
- 積み増しは戦略にもなるがバイアスの自覚が前提。根拠が崩れたら手仕舞う
- 10%ロスカットは最低ロット0.01が成立する残高(目安40〜50万円)から機能する
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使用ブローカー
動画で使用しているブローカーはExnessです。口座開設はこちらから。
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MT5用の裁量操作パネル「PW GoldCockpit」を無料配布しています。無料で使用したい方は公式ラインで「GP希望」と書いてコメントください。動画のチャート環境(定型チャート/セットファイル)も無料配布しています。アリゲーターもドンチャンもMT5標準搭載なので、無料で同じ環境を作れます。使用ツールは PW MTFS(インジケーター+半裁量EA、価格100,000円)です。
※本記事の収支・トレード結果は過去の記録であり、将来の同様の結果を保証するものではありません。記事で解説するポジションの積み増し・逆張りは、相場が想定と逆行した場合に損失が拡大するリスクを伴います。FX・CFD取引には元本を失うリスクがあります。実際の取引はご自身の判断と責任において行ってください。本記事は投資助言を目的としたものではありません。

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